Blog
はじめに
ブログと題していますがこれをブログと呼ぶのかは謎です。
掲示板のCGIを流用しているので見た目が掲示板っぽいですが私しか投稿出来ません。
コメント等はこちらへお願いします:掲示板
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記事
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と寺川御大は述べていますが、他にも(書物に描かれた)物語が救いである一要素として、一度描かれた作品は時間が経っても内容が不変であることが挙げられるかと思いました 何の話かというと、TaekoSoft様が25年以上前に公開されたRPGツクール95製フリーゲームである、とろろんずあどべんちゃ~ 大魔術師ともみんの復活ならびに戦争日記ならびにVS闇魔術師の三部作を時を経て遊んだのですが、25年前と何も内容が変わっておらず、ともみんはちょっと意地悪な若き天才魔術師のまま、亜紀ちゃんは歌うのが大好きな活発な少女のままだったのです これだけ時間が経てば、もう彼女らも成熟した魔導士や騎士に、あるいはその時期すら終えて一線を退いていてもおかしくないかと思ったのですが これは驚くべきことです 起動しているパソコンのスペックは25年前から数百倍(と言って過言ではないですよね?)に向上したというのに あるいは、私が学生時代に所属した部活やサークルも当時とは完全に人員が入れ替わったというのに あるいは、10年前に訪れた旅先の山村に再訪すれば、更に過疎化が進んで人が減っていることに驚かされるというのに アーレントは"活動"と"仕事"の相違点に生産物の耐消費性を挙げていたと理解していますが、その一端を見せつけられた思いです 今Googleで本作の情報を検索しても、往時の盛り上がりの痕跡を見つけることは中々難しいのですが、作品自体は不変のまま残ります SNSのタイムラインに流れてくる情報を1分で消費して翌日には何も思い出さないのでは、その力を感得することができません 本来は良い作品は全てローカルに保存して、数年間寝かせてからもう一度鑑賞すべきです しかし思い出補正もあるとはいえ、今遊んでも面白かったです ツクール95製でマップやエフェクトも素材使用が多いのでそこまで凝った要素があるわけではないのですが、難易度的にもストレスが無く、ヒロイン同士の掛け合いや随所の小ネタが軽妙で楽しいです やっぱきらら系4コマが好きなのですが、その原点はこの作品にあるかもしれません 亜紀ちゃんの照れ顔かわいいです 往時のともみんと亜紀ちゃんのテーマソングとして使われていた曲も、作曲者の方がmp3化されて公開されてましたのでリンクいたします。 ・#11 希望回復作戦 / 日比野信午 様 ・#2 On A Sunny Day / 日比野信午 様 涙が出るほど懐かしいですね しかし先ほどからマウスの調子がすこぶる悪いです 3回に1回はクリックが空振りします 可及的速やかに最寄りのケーズデンキに向かい買い替えるべきだと思いました |